平成28年度 宮城県連盟スカウトフォーラム開催

6月26日(日)塩釜公民館を会場にして開催いたしました「宮城県連盟ベンチャースカウトフォーラム」には、参加スカウト4名(仙台第1団2名・石巻第2団2名)ではありましたが、熱心に討議が行われました。

今回は、第21回全国スカウトフォーラムテーマ「防災⇒減災へ ~あしたにそなえて、私たちが出来ること~」と言う内容の為、基調講演「防災について」県連盟会計担当の小笠原正弘氏(元塩釜消防署長)より講演をしていただきました。

 

また、フォーラムアドバイザーとして県連盟ユース年代クルー会議から和田悠佑氏、長田直樹氏の2名のご協力をいただきました。

 震災から5年を過ぎ、復興庁では、平成28年6月を「東北復興月間」として、様々な情報を発信しています時に、スカウトフォーラムで防災について討議された事は有意義でありました。

 参加スカウトは熱心に意見を出し合い、「採択文・アクションプラン・提言文」を作成し、それぞれまとめた最終的なフォーラム宣言は次のとおりです。

第21回全国スカウトフォーラム

・テーマ : 防災⇒減災へ ~あしたにそなえて、私たちができること~

■採択文

  1. 地域自治体のハザードマップを確認し、減災に繋がる効果的・具体的な図示を行なおう。
  2. スカウト個人が積極的に地域とかかわりを持ち、関係を深めよう。
  3. 減災に繋がるアドバイスポイントを提供しよう。

■アクションプラン

  1. ボーイ・ベンチャースカウトで、自分達の活動拠点の周辺の危険物や主な避難場所などを自治体のハザードマップを確認しながら地図に書き入れ、地域住民に提供したり市民センターに掲示する。
  2. 活動拠点周辺でのあいさつ運動、町内会を手伝うなどの活動をする。
  3. 自分たちが防災や減災に関する講演会や災害等の経験者のお話を拝聴して、自分達なりに分かりやすくまとめて公民館などに掲示する(ポスターなど)。

■提言文

◎市民センター等に、スカウトが作成したハザードマップを置くことを目指そう。(許可・同意等の必要性)

◎防災や減災の知識や技能を持っている方の講演の機会を作る企画をし、実施しよう。

 

 この採択文は宮城県内全てのベンチャースカウトが同じ意識の下、採択されましたアクションプランが各団または各地区において実施、展開されますよう各スカウトに周知をよろしくお願い申し上げます。

 なお、採択文とアクションプランをベンチャープログラムの中に一つとして取り入れていただきまして、今年度3月に予定しています、「ベンチャー活動発表会」で発表できますよう各隊長のご支援、ご協力をお願い致します。

【担当】 プログラム委員会

 

■スカウトフォーラム参加者(敬称略)

仙台第1団

千葉陽介(高校1年生・BS隊 隊付)

斉藤伸阿(高校1年生)

石巻第2団

伊東謙心(高校2年生・副議長)

伊東龍之介(高校1年生)

■アドバイザー(敬称略)

和田悠佑(県連盟ユース年代クルー会議・仙台第1団)

長田直樹(県連盟ユース年代クルー会議・仙台第35団)